ファビコンでサイトを魅力的に！SEO効果も解説
「自分のサイトをもっと魅力的にしたいけど、どこから手をつければいいか分からない…」そんな悩みをお持ちではありませんか？ ウェブサイトの顔ともいえるファビコンは、ブラウザタブに表示される小さなアイコンです。 ファビコンはサイトの印象を大きく左右するだけでなく、SEO効果も期待できます。 本記事では、ファビコンの役割や重要性、作成方法、SEO効果について解説します。 この記事を読めば、ファビコンを活用してウェブサイトの魅力を高め、集客力アップにつなげることができるでしょう。
ファビコンとは？
ファビコン（Favicon）は、サイトやブログのシンボルとして用いられる小さなアイコンです。フェイバリットアイコン（Favorite icon）の略称で呼ばれることも多く、ウェブサイトのアイデンティティを象徴する重要な要素と言えるでしょう。
ブログやウェブサイトの運営者であれば、誰でもファビコンを設置することができます。ファビコンは、以下のような場所に表示されます。
・ブラウザのタブ
・アドレスバー
・スマートフォンのホーム画面
・検索結果のURLの左端
特に、スマートフォンのホーム画面にウェブサイトのショートカットを設置しているユーザーは、ファビコンを頻繁に見る機会があるはずです。
ブラウザタブに表示される小さなアイコン
ファビコンは、ブラウザのタブやブックマークに表示される小さなアイコンです。このアイコンのサイズは、表示するブラウザによって異なります。
| ブラウザ | サイズ |
| Internet Explorer のタブ | 16px × 16px |
| Chrome、Safari、Firefox のタブ | 32px × 32px |
| Windows のサイトアイコン | 48px × 48px |
| Windows のサイトアイコン（高解像度） | 64px × 64px |
| iOS、Android のホーム画面 | 152px × 152px |
| Safari（Mac）のお気に入り | 180px × 180px |
| Chrome（Android）のブラウザタブ、ホーム画面 | 192px × 192px |
すべてのサイズを作成するのは時間のかかる作業です。時間がない場合は、必ずしもすべてのサイズを用意する必要はありません。ただし、以下の3つは揃えるようにしましょう。
・16px × 16px
・32px × 32px
・152px × 152px
上記の3つのサイズを揃えることで、スマートフォンや様々なブラウザに対応できます。
ファビコンのSEO効果
ファビコンは、検索エンジンのランキングに直接影響を与えるものではありません。しかし、SEOに間接的に貢献する効果があります。
ファビコンは、ユーザーがウェブサイトをブックマークしたり、検索結果ページでウェブサイトを識別したりする際に役立ちます。そのため、ファビコンはユーザーエクスペリエンスを向上させることができ、結果としてウェブサイトへのエンゲージメントを高める可能性があります。
また、ファビコンはソーシャルメディアや他のウェブサイトでウェブサイトを共有する際に、ブランドの視覚的な識別を強化する役割を果たします。これは、ウェブサイトの認知度を高め、ブランドの信頼性を向上させることにつながります。
ファビコンはSEOに直接的な影響を与えるものではありませんが、ユーザーエクスペリエンスの向上、ブランド認知度の向上、ウェブサイトの信頼性向上に貢献することができます。これらの要因は、間接的にSEOに好影響を与える可能性があります。
ファビコンの作り方
ファビコンを作成するには、いくつかの方法があります。ここでは、一般的な方法を2つ紹介します。
1. オンラインツールを利用する
最も手軽な方法は、オンラインツールを利用することです。Favicon.ioやFavicon Generatorなどのサービスを利用すれば、画像をアップロードするだけで簡単にファビコンを作成できます。これらのツールは、さまざまなサイズやフォーマットのファビコンを作成することができ、多くは無料で利用できます。
2. 画像編集ソフトで作成する
より高度なカスタマイズをしたい場合は、PhotoshopやGIMPなどの画像編集ソフトを使ってファビコンを作成することもできます。これらのソフトを使えば、デザインの自由度が高く、オリジナルのファビコンを作成することができます。ただし、これらのソフトの使い方を学ぶ必要があり、ある程度の時間とスキルが必要です。
ファビコンを作成する際は、以下の点に注意しましょう。
・サイズ: ファビコンの一般的なサイズは16×16ピクセル、32×32ピクセル、96×96ピクセルです。
・フォーマット: ファビコンは、PNG、ICO、GIFなどのフォーマットで作成できます。
・デザイン: ファビコンは、サイトのロゴやイメージを反映したシンプルなデザインにするのがおすすめです。
・ファイル名: ファビコンのファイル名は「favicon.ico」にするのが一般的です。
・配置: 作成したファビコンは、サイトのルートディレクトリに配置します。
ファビコンを作成したら、サイトのHTMLコードに以下のように記述して、ファビコンを表示させます。
<link rel="shortcut icon" href="favicon.ico" type="image/x-icon">
<link rel="icon" href="favicon.ico" type="image/x-icon">
ファビコンは、サイトのブランドイメージを強化し、ユーザーの印象を向上させる効果があります。また、SEOにも貢献することが期待できます。ぜひ、ファビコンを作成して、サイトの差別化を図ってみてください。