WordPress初心者向け!グローバルメニュー設定ガイド
グローバルメニューとは、サイト全体で共通のナビゲーションメニューのことで、本記事では設置場所や設定方法、そしてグローバルメニューとして設定できる要素など、具体的な手順と合わせてご紹介します。固定ページ、カテゴリー、カスタムリンクなど、様々な要素をグローバルメニューに設定する方法をステップバイステップで解説します。さらに、グローバルメニューを活用した効果的なサイト設計についても触れます。この記事を読めば、あなたもWordPressサイトのグローバルメニューを自由自在に設定できるようになります。
グローバルメニューとナビゲーションメニューの違い
ウェブサイトのメニューには、さまざまな呼び方があります。「グローバルメニュー」や「ナビゲーションメニュー」など、様々な表現が用いられています。どちらの呼び方でも間違いではありません。
厳密には、「グローバルナビゲーションメニュー」という名称が最も正確な表現となります。しかし、この名称は少々長く、日常的に使われる場面では、簡略化された呼び方が一般的です。そのため、多くの人が「グローバルメニュー」を「Gメニュー」と省略したり、「ナビゲーションメニュー」を「ナビ」と略したり、あるいは単に「メインメニュー」と呼ぶこともあります。
このように、ウェブサイトのメニューには複数の呼び方があり、それぞれの場面で適切な表現を使い分けることが重要です。本記事では、統一性を保つために「グローバルメニュー」という表現を使用します。
WordPressのグローバルメニューとは?
ウェブサイトを訪れたユーザーにとって、目的のページへスムーズに移動できることは非常に重要です。グローバルメニューは、あらゆるページに表示される主要なナビゲーションメニューとして、この役割を担います。グローバルメニューを活用することで、サイトの構成が明確になり、ユーザーは容易に目的のページにアクセスできます。そのため、グローバルメニューはサイトの利便性向上に貢献する重要な要素といえるでしょう。
グローバルメニューの設置場所
例えばワードプレスの無料テンプレートのXeoryのグローバルメニューは、ウェブサイトの上部に配置されています。テーマによって、グローバルメニューの位置は異なるため、ウェブサイトのデザインを確認して、どこに配置されているかを確認することをおすすめします。
Xeoryのグローバルメニューは一番上に設定され、スクロールに合わせて追尾する機能も備えています。このテーマの場合、グローバルメニューは、ヘッダー画像を透過して表示されます。もちろん、色を指定することも可能です。無料テーマを探している方は、参考にされてみてください。
ウェブサイトのロゴの下に位置していますが、このテーマでは、メニューの位置を変更することもできます。一番上に設定することも可能です。基本的には、ウェブサイトの案内役として、ユーザーの目線に近い場所に配置されます。
グローバルメニューの設定方法を解説
WordPressでサイトを構築する場合、固定ページの作成が完了し、記事のカテゴリーが設定済みであること、そして記事がいくつか存在していることが前提となります。これらの要素が揃っていないと、メニューの作成はできません。
もし、ページが存在しない場合は、管理画面の「固定ページ」セクションで、任意の名前を付けて、内容は空白でも構いませんので、新たにページを作成する必要があります。
メニューの作成は、管理画面の「外観」⇒「メニュー」⇒「新規メニュー作成」をクリックすることで開始できます。
メニューを作成する際には、わかりやすいようにメニュー名を入力してください。たとえば、「navi_menu」など、わかりやすい名前で構いません。
メニューを作成をクリックすることで、入力したメニュー名で新しいメニューが作成されます。
作成されたメニューには、様々な種類のグローバルメニューを配置することができます。次は、グローバルメニューの種類について詳しく見ていきましょう。
グローバルメニューとして設定可能な要素
WordPress のメニューは、大きく 4 つの種類に分類できます。
・固定ページ (トップページやサービス紹介ページなど)
・投稿ページ (ブログ記事など)
・カテゴリー (投稿記事を分類するために設定する)
・カスタムリンク (任意の URL を指定)
固定ページをグローバルメニューに設定する方法
メニューを作成する前に、固定ページを作成しておくとメニューから選択することができます。固定ページがなければ、メニューに表示されません。そのため、メニューの作成前に固定ページを作成し、ページ名だけでも登録しておくことをおすすめします。
カテゴリーをグローバルメニューに設定する方法
メニューにカテゴリーを追加したい場合は、まず投稿からカテゴリーを作成する必要があります。カテゴリーを作成しておくと、メニュー作成時にカテゴリーの欄から選択できるようになります。メニュー作成にあたっては、事前にサイトマップを作成しておくと便利です。
カスタムリンクをグローバルメニューに設定する方法
左側にある「固定ページ・投稿・カテゴリー・カスタムリンク」から必要な項目を選択し、「メニューに追加」をクリックすると、右側のメニュー構造内に表示されます。メニュー構造内にある項目は、マウスでドラッグ&ドロップすることで、入れ替えや階層の設定が簡単にできます。設定が完了したら、「ナビゲーションバー」にチェックを入れ、「メニューを保存」してください。なお、使用しているテーマによっては、フッターやモバイル版など、複数の設定が可能な場合があります。また、このメニューに階層(ドロップダウンメニュー)を設定することもできます。
グローバルメニューの活用法
WordPressでグローバルメニューを設定することで、ウェブサイト全体の構造を整理し、ユーザーのナビゲーションをスムーズにすることができます。固定ページやカテゴリー、カスタムリンクなどをグローバルメニューに設定することで、ウェブサイトのどのページからもアクセスしやすい環境を実現できます。ドロップダウンメニューを活用すれば、さらに複雑なサイト構造でも、ユーザーが迷わず目的のページにたどり着けるようになります。ぜひ、この記事を参考に、あなたのウェブサイトに最適なグローバルメニューを設定してみてください。
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